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[1007] bit comet のテスト問題作ってみました
日時: 2008/07/13 23:01
名前: カシュア ID:DISLqbm6

この問題がほとんど解ければ、初歩的なことで迷わずに済むと思います。

問1
次の語句の意味を簡単に説明せよ。
1)ISP
2)シード(シーダー)、ピア
3)P2P
4)健康度

問2
bit comet が他のP2Pと決定的に違う点を挙げ、説明せよ。

問3
ポート開放とは何か、また、そのやり方を調べよ。

問4
P2Pの規制が特に厳しいISPを2つ、もしくはそれ以上挙げよ。

問5
市販されていたソフトを「データのみ」P2Pにアップロードした。これは合法か。

問6
A君はファイルをダウンロードしていて、99%でストップしてしまった。考えられる対処法を次の言葉を使って説明せよ。
(ハッシュ値、拡張子bc!)

おまけ問題
ISPがP2P規制をする理由を述べよ。


100点満点中合格60点以上!   …てのはウソです(汗
メンテ

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補足 ( No.2 )
日時: 2008/07/21 22:17
名前: きりしま◆.CzKQna1OU ID:BhgiJZt.

*問1
*次の語句の意味を簡単に説明せよ。
*3)P2P
>ピアツーピアの略称

・サーバーを介せず、ユーザーの使用しているクライアント(これをピアといいます)同士で通信しあうこと。


*問2
*bit comet が他のP2Pと決定的に違う点を挙げ、説明せよ。
>A.知りません

・torrentファイルというファイルの情報を記述したファイルに基づいてファイルの転送が行われること。

これにより、ウェブサイトにTorrentファイルを配置して、そこからダウンロードを始めてもらうことができます。
ウェブサイトのTorrentファイルへのリンクをクリック→Torrentファイルのダウンロード→クライアントの起動→ダウンロード開始
という流れが、他のP2Pクライアントで多い、
クライアント起動→検索→ダウンロード開始
と異なります。

補助的に、BitCometはBCリンクというURLから他のBitCometよりtorrentファイルを入手する方法や、AzureusはMagnet Linkという方法を持っていたりもしま
す。


・トラッカーという、クライアントがTorrentファイルに基づき自分のIPアドレスとポート番号を通知して、他のクライアントの情報を得るサーバーが必要なこと。

補助的に、DHTネットワークという仕組みを使用してトラッカーレスの運用も可能にしていますが、DHTネットワークへ参加する場合は自分もその一端を担うので、起動時の通信量が多くなるというデメリットもあります。


・P2P接続を確立するにあたり、Torrentファイルに基づいて、トラッカーに自分のIPアドレスとポート番号をレポートすること

転送の効率化最優先で、匿名性がないことで、違法なファイルの摘発が簡単なこと、合法的なファイルを取り扱っている分には、違法なファイルの共有に荷担しないですみます。


・ファイル単体でのP2P転送に主眼が置かれており、各ユーザーが保持しているファイルの「交換」という考え方が薄いこと

補助的に、BitCometはTorrentファイル共有の仕組みを持っていたりしますし、
通常は、torrentファイルのありかをデータベース化しててるTorrentインデックスサイトを利用したりします。


*問3
*ポート開放とは何か、また、そのやり方を調べよ。
>A.いわゆるNETへの道(25・110ならメールとか)を作る?
> cometで指定した番号をルーター側でも開放設定する?

P2Pソフトにおいて、ルーター(でNAT)やファイヤーウォールを使用している場合、インターネット側から、その内側のコンピュータに直接接続要求ができません。
そのために、外側から接続要求ができる窓(ポート)を開く設定です。

やり方は、ルーターやファイヤーウォールにより異なりますが、BitCometの場合、BitCometの本体用に、TCPとUDPで同じ番号を1つ、eMule pluginを使用する場合は別の番号でTCPとUDPをもう一つ開放することになります。

これを設定しない(できない)場合は「監視ポートなし」設定で運用できますが、ポートを開放していない同士では通信ができません。(シーダーがいるのにダウンロードできない、ということがあり得ます)


*問5
*市販されていたソフトを「データのみ」P2Pにアップロードした。これは合法か。
>合法?

許可されていれば合法ですが、明示的に禁止されている場合が多いので利用許諾や、開発元のホームページをよくチェックして見てください。許可する意志がある場合は通常記載があります。記載がない場合は基本的に許可されていないので、どうしてもという場合は、その熱意を開発元にアピールして許可をとりつけましょう。
攻略データより、オリジナルステージとか、キャラクターのペイントなどのカスタマイズなどのデータは許可されやすいかもしれません。


*おまけ問題
*ISPがP2P規制をする理由を述べよ。
> A.サーバーに負荷が掛かる為

サーバー、というより、高額な「アップロード方向」の帯域を大量に消費してしまうからです。
これまでのホームページの閲覧とか、インターネットテレビとかは、より安価な「ダウンロード方向」の帯域の使用で、プロバイダーの回線速度が速いように見せかけるには、この「ダウンロード方向」の帯域を重点的に整備すればよかったのです。
メンテ

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