Re:キャッシュの設定 ( No.12 ) |
- 日時: 2007/09/02 23:56
- 名前: GF ID:ggih6ANw
- 酒仙さんのアドバイス通り再インストール(クリーンインストール)してみましたが、結果は同じでした。
どうやら私の所持するPCに共通して導入している何かが、Bitcometの動作に干渉しているようですね。 しかし実質的には最小0MB、最大500MBに設定している状態としてしっかり動作しているので問題なしとします(笑)。 ちなみに私の環境では最小ディスクキャッシュ容量の大小に関わらず、最小空き物理メモリ容量の設定値(20MB)はしっかり守られています。
ところで、swingerさんの書き込みを見てハッとしました。 私の環境で最大500MBは大きすぎて、場合によってはパフォーマンスの低下を引き起こしているのではないかと。 グラフィックがオンボードなので、物理メモリは実質960MB程度です。 起動直後で空き物理メモリが600MBちょっとなので、最大限に、それでも少し余裕を見てBitcometに振り分けたつもりでした。 しかし実際にはスレイプニル(ブラウザ)の60MBを筆頭に、音楽を聴いたり細かなファイルを連続で開いたり、 結構メモリを使っていてページファイルも増えていました。 BitcometのディスクキャッシュはDL・UL速度の向上に貢献するのはもちろんですが、なによりHDDへのアクセス軽減が第一です。
以下は私の想像で、間違っていればBitcometの仕様に詳しい方に訂正してほしいのですが、 Bitcometは保存先に設定したディレクトリに書き込む時のみ、書き込み実行数としてカウントされます。 ディスクキャッシュの一部がページファイル(ウィンドウズの仮想メモリ)としてスワップされていて Cドライブ等にキャッシュとして書き込まれても、書き込み実行数にはカウントされずにキャッシュのヒット率上昇に貢献してしまいます。 それはつまり、統計で書き込み実行頻度が低くヒット率が95%以上の高い数値を示していたとしても、 実際にはHDDに激しくアクセスしている可能性があるということです。 本末転倒もいいところですね。
試しに最大キャッシュを500MBから300MBに下げて、いつも通りwebや音楽を長時間楽しみましたが、 BitcometのDL・UL速度・読み書き実行頻度・ヒット率にはほとんど影響ありませんでした。 ページファイルがいつもより確実に減っているので、ページファイルを含めた実質的なHDDへのアクセスは減少したのではと推測します。
空き物理メモリのほとんどをBitcometのキャッシュに割り当てるのは、 「Bitcomet以外のアプリケーションを全て閉じてBitcomet以外の操作はしない」場合に限った方が良さそうですね。 ダウンロードした動画のプレビューなんかした時には、ほぼ確実にディスクキャッシュがスワップされていると思います。 また、メモリ管理系のソフトにも気をつけた方が良さそうです。 強引なスワップで、大量のキャッシュをページファイルにスワップされてしまうかもしれません。 空き物理メモリはまだまだあるのに、HDD(ページファイル)へのアクセスが頻繁に行われる状態になってしまいます。 キャッシュを大きく設定するときにはメモリ管理ソフトは切っておく方がいいかも知れませんね。
以上、長々と失礼しました。見当違いだったらごめんなさい(笑)。
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